特定非営利活動法人
慢性疾患診療支援システム システム研究会
Association for Research in Supporting System of Chronic Diseases

 

200707

第3回慢性疾患診療支援システム研究会総会報告

関係各位

謹啓
皆様には、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。
おかげさまを持ちまして、慢性疾患診療支援システム研究会も創立より3周年を迎え、順調に発展を致しております。2月17日には、第3回の定例総会を開催することが出来ました。本年は、国際医療福祉大学大学院院長開原成允先生に慢性疾患をめぐる最近の動きと題して、特別講演を頂くとともに、今年から総会と平行して患者様のために市民公開講座も開催致しました。おかげさまを持ちまして盛会の内に総会を無事開催することが出来ました。これも皆様方のご協力の賜物と心より感謝申し上げます。この総会にご都合でご出席頂けなかった皆様方に、総会の内容などをお知らせいたしたいと存じますので資料をご覧頂けると幸いです。

なお、開原先生の特別講演に関しましては会員の皆様方には開原先生のご厚意によりDVDの形でご覧頂くことが出来ます。ご希望の方は事務局までご連絡下さい。

本プロジェクトは、山梨県と山梨大学の地域貢献事業として文部科学省からの5ヵ年にわたる支援を頂いておりますが、本年度はその2年目に当ります。本年は、今後の本支援システム発展の基盤を形成する非常に重要な年と位置付けており、益々努力を重ねる所存でありますので、皆様方の更なるご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
                                            謹白
平成19年7月
慢性疾患診療支援システム研究会
会長  塚原重雄
副会長 柏木賢治


    第3回慢性疾患診療支援システム研究会総会プログラム

日時:平成19年2月17日(土)、16時開始
場所:山梨大学玉穂キャンパス臨床講堂

[研究会総会]
* 平成18年活動、会計報告
* 平成19年度活動方針
* 研究会活動内容紹介
* 診療支援システム
* 遠隔診療支援ロボット
* 視野検査支援システム
* ヘルスケアーシステムとしての共生ロボット開発
* 岡谷プロジェクトの紹介
* その他:

[特別講演]
国際医療福祉大学大学院院長 開原成允先生
慢性疾患をめぐる最近の動き
-診療支援、疾病管理、特定健診、特定保健指導など-
ご略歴
1961年東京大学医学部卒業。東大病院の電算プロジェクトを推進し、1983年同大教授・中央医療情報部長。退官後、国立大蔵病院院長を経て、2001年4月より国際医療福祉大学副学長ならびに国際医療福祉大学大学院院長。また(財)医療情報システム開発センター理事長、厚生省、日本医師会等で多くの審議会委員を歴任し、1986年から3年間は国際医療情報学連盟の会長を歴任される

[市民公開講座]
第1会場:臨床大講堂
1) 診療支援システムについてのお知らせ
2) 緑内障に関する診療上の注意点、疑問点について
3) 糖尿病に関する診療上の注意点、疑問点について
4) 慢性疾患患者のための正しい薬剤の使用法について

第2会場:新臨床棟研究棟2階会議室
1) 慢性疾患患者のための正しい薬剤の使用法について
2) 慢性肝炎に関する診療上の注意点、疑問点について
3) 難聴に関する診療上の注意点、疑問点について
4) 診療支援システムについてのお知らせ

市民公開講座の様子
市民公開講座070217


     慢性疾患診療支援システム研究会平成18年事業報告

1. 第2回総会 平成18年2月18日(土)
特別講演
・信州大学医学部附属病院医療情報部 
部長・教授 日本遠隔医療学会 会長
村瀬澄夫先生
   「慢性疾患診療における遠隔医療の可能性」
・山梨大学医学部附属病院 病院経営管理部教授
佐藤 弥先生
   「電子カルテの現状と地域医療への活用」

2.会員動向
個人正会員: 60名
賛助会員: 1名
法人会員: 22社
会員患者会員: 683名
(2007.2.10現在)

3. 研究会業績
学会活動: 日本遠隔医療学会:分科会
        日本医療情報学会:HyperDemo
        日本耳鼻学会
        日本緑内障学会:3件
        日本臨床眼科学会
        山梨県・山梨大連携公開事業
        山梨農村医学会
論文活動  インターネットを用いた慢性疾患診療支援システムの構築
                            医療情報学(26,suppl,2006)
        日本眼科学会雑誌(2007年111巻2号p114-116)
         遠隔眼科診療ロボットのインターフェース設計 (2006年11月             p51-p58)
        日本の眼科(2007年2月)
各種講演会

4. 啓蒙活動
        平成18年:2回


     慢性疾患診療支援システム研究会平成19年事業計画

1. 第3回慢性疾患診療支援システム研究会総会
2. 4疾患診療支援システムプログラムの臨床使用拡大
3. 全投薬管理支援プログラム作成:e薬システム
4. 参加団体個人勧誘活動
5. 自治体との連携強化:山梨県、甲府市、中央市その他
6. 診断ロボット開発:聴覚診断、眼科診察ロボットその他
7. 各種学会等での活動報告
8. 啓蒙活動:各種講演会、イベントへの参加、啓蒙用ビデオ作成
9. ホームページ更新


            会則の一部修正と新理事報告

以下の会則の修正と新理事が承認されました。

1. 理事数の修正
現行:理事数は10名以上15名以下とする
改正案:理事数は20名程度とする

2. 新理事について
任期:2007年総会から2010年総会まで (敬称略50音順)
赤羽 賢浩    市立甲府病院院長
今村 俊一    今村耳鼻咽喉科めまい・難聴クリニック
榎本 信幸    山梨大学医学部第1内科教授
小口 敏夫    山梨大学附属病院薬剤部部長
柏木 賢治    山梨大学医学部眼科学講師
柏木 好志    山梨大学附属病院経営管理部准教授
郷 健太郎    山梨大学総合情報処理センター准教授
小暮 諭      山梨大学医学部眼科学講師
小林 哲郎    山梨大学医学部第3内科教授
坂本 穣      山梨大学医学部大学院医学工学総合研究部
             肝疾患地域先端医療システム学講座(肝疾患講座)講師
佐藤 弥      山梨大学附属病院経営管理部教授
志村 浩己    山梨大学医学部第3内科助教
鈴木 新一    株式会社デジタルアライアンス社長
田中 正男    山梨大学知的財産経営戦略本部デイレクター
千葉 成宏    山梨厚生病院院長
塚原 重雄    山梨大学医療財務担当理事
寺田 信幸    東洋大学工学部機能ロボティクス学教授
関本 剛      株式会社ネオシステム社長
橋本 良一     山梨厚生病院呼吸器科部長
増山 敬祐     山梨大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科学教授
諸平 秀樹    株式会社マコト医科精機社長
山縣 然太郎  山梨大学医学部社会医学教授
依田 芳起    山梨厚生連副所長


前のページへ戻る

マイ健システム

ページのトップへ戻る