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ご挨拶
会長

 少子高齢化に伴い、疾病構造も大きく変化しております。特に、糖尿病、虚血性心疾患、高血圧、高脂血症、高尿酸血症、肝炎、緑内障、難聴、めまいといった、いわゆる生活習慣病が益々増加する傾向が見られております。国民医療費は30兆円を超え、しかもその4割は65歳以上の高齢者医療にかかっております。
 この様な生活習慣病を克服するには、医療提供者側、医療需要者側双方の協力がないと達成できません。日本の医療環境の中で、医療計画の見直しが議論される中で、医療が完結する日常医療圏の中で、保健医療福祉サービスが効率的にスムースに達成できる診療ネットワークの構築が望まれております。
 このような状況から、生活習慣病の予防、早期発見による疾病の重症化を防ぐと共に、医療費削減に貢献できるような情報技術(IT)を駆使した情報サービスシステム作りを目的として、慢性疾患診療支援システム研究会を設立致しました。
 このシステムでは生活習慣病などの慢性的治療を要する疾病を主な対象として、地域の医療機関が相互に連携し医療サービスが切れ目なく提供できる診療ネットワークを作成するとともに、複数の疾患を有する患者様を包括的に管理できる体制の確立を目指しております。
 まずは、緑内障という高齢者に特有で、放置された場合、失明につながるこの疾病を中心に慢性疾患支援システムの構築を山梨県で発足させ、さらに上述したような多くの慢性疾患にも広げ、全国レベルのシステムへと発展させたいと存じますので皆様方のご協力をお願いいたします。
 理事長:塚原 重雄         
(元山梨大学医療財務担当理事)

運営管理:NPO法人 慢性疾患診療支援システム研究会